整体院と整骨院、接骨院の違いとは?

 

整体院と整骨院の違いとは?

 

こんにちはぷらす整体院、代表の深澤です。

 

今回は整体院と整骨院は何が違うのか?

また、どの様な特徴があるのか?

 

皆様からの質問が多いので簡単にまとめてみました。

どうか最後までお読み頂いて、あなたの自信の健康に近づけたらと思います。

 

 

初めに

 

整骨院、接骨院、整体院とありますが

整骨院と接骨院は同じ認識でこちらの記事を読んで頂ければと思います。

 

整骨院、接骨院どちらも同じ国家資格である柔道整復師がされている院となります。

それでは本題の整骨院(接骨院)と整体院の違いに進んでいきましょう。

 

 

ここでは整骨院、整体院の違いを大きく分けて3つお話していきます。

 

まず、1つ目

➀保険が使えるか使えないか

 

整体院と整骨院の大きな違いとして、保険が使えるか使えないかがあります。

 

ではなぜ?

 

整骨院は保険が使え、整体院では保険が使えないのか?

整骨院(接骨院)で保険が使える理由は

保険は主に怪我(外傷)に対して適応されるものとなります。

 

原則として

・骨折

・脱臼

・捻挫

・打撲

 

これらが街中にある整骨院、接骨院で保険を使って施術が受けれる対象になるのです。

 

つまり、整骨院や接骨院で

・慢性的な腰痛

・肩こり、首コリ

・骨盤矯正、猫背矯正

・神経痛

これらは保険が使えません。

 

整体院では、この様に怪我や事故など以外の慢性的なお体の不調の為に存在する院になります。

 

 

簡単にまとめると

・怪我(捻挫・打撲)は保険の使える整骨院や接骨院での保険で施術を受ける。

・怪我以外の、慢性的な(3ヶ月以上続く)お体の不調を自費で施術を受けることが出来るのが整体院です。

 

 

ここで、疑問を感じている方も多いかと思います。

 

慢性的なお体の悩み、、、

・肩こり、首コリ

・腰痛

・背中の張り

・神経痛

 

これらで、整骨院や接骨院で保険を使って通院している方も正直なところいるかと思います。

これは、正しい保険の使い方から逸脱していて違法になります。

 

原則は整骨院や接骨院で保険適応されるのは怪我のみとなり、慢性的なお体のトラブルは整体院の領域です。

 

しかし、近年では整骨院や接骨院でも自費の施術を取り入れているところもかなり増えてきていますので、足を運ぶ際はどんな形態でやっているのか確認することがあなたの為になるかと思います。

 

 

➁施術時間について

 

整骨院や接骨院は保険の使える施術となるので施術時間が短いところが多いです。

多くのところが、10分程度の施術と電気や温める施術が多いのではないでしょうか?

 

一方で整体院では、電気や器具ではなく先生の手技によってしっかりと時間をかけお体を健康にしていく所になりますし、より慢性的なお体の不調に対しては専門性に長けていたりします。

 

それぞれの整体院によってお体に対する考え方や、施術方針、理念があるので一概に言えませんが、根本的な改善を目指す整体院リラクゼーションを目的とする整体院が存在します。

そういった整体院では、平均しても施術時間は30分~60分くらいが多いと思います。

しかし、時間が長い事が良い悪いではありません。

 

施術を担当する先生の必要な時間を決めて施術枠を取り決めていると思います。

 

何よりも

 

【施術方針】と【施術目的】が違います

 

保険は怪我にたいして施術を受けることを目的とします。

 

そして怪我を施術するのも短い時間で安く済ませたい場合は絶対に保険が使える整骨院や接骨院がおすすめです。

しかし、慢性的なお体のトラブルや不調で悩んでいる方は保険が原則使えませんので、あなたの望みに合う整体院で施術を受ける様にしましょう。

 

例えば)

・あなたのお悩みを解決できる先生なのか?

・専門性が高いのか?

・同じ様なお悩みを抱えている方が改善されて笑顔になっているのか?

・根本的な改善を理念にしているのか

・対処的な施術なのか

・リラクゼーションを目的としているのか

 

因みに、当院では整体院ですが自費の施術で怪我(外傷)も施術しています。

遠方からも通院して頂いていますが、お体に対して知識・技術・経験から絶対的な自信があり実績があるので施術しています。

 

院の理念や施術方針、お体に対する考え方、施術が得意な疾患などそれぞれあると思いますので、詳しくはホームページなどで調べることがあなたの笑顔や健康への近道です。

 

では、

 

ホームページで調べる時のポイントとは?

3つのポイントにまとめました。

➀どんな方がその整体院に通っているのか?

➁通院している方がどんな感想を話しているのか?

➂実績や功績、経歴はどうなのか?

 

ホームページから調べられるのであれば、調べることによりより自分が求める整骨院、整体院などに出会えるのではないでしょうか?

 

 

最後に3つ目

➂先生の資格が違う

 

接骨院、整骨院を開業することができるのは、柔道整復師と言う国家資格を持っている先生です。

柔道整復師は外傷(怪我)を施術できる資格です。

以前にもあげたような【捻挫、打撲、骨折、脱臼】などです。

外傷(怪我)に対応できるのは医師と柔道整復師のみです。

 

一方で、整体院は基本的に国家資格は必要ありません。

整体の学校を出て独立する流れが多かったです。

しかし、近年では私の様に国家資格を持ちながら整骨院、接骨院ではなく整体院として開業される先生を増えてきています。

整体院でも国家資格となる【柔道整復師】【理学療法士】【鍼灸師】などを持ちながらやっているところもあります。

*ちなみに理学療法士さんとは、医師の指示のもと病院、整形外科でリハビリを担当する先生です。

 

整骨院、接骨院と看板を出していても、保険の施術をせずに自費の施術しかしていないところもあります。そういった整骨院、接骨院では国家資格を持っていない先生が存在するケースもあります。

逆に、整体院ですが国家資格を持っている先生がいます

 

かなりややこしい時代なので

患者様も混乱をしてしまうかと思い今回の記事を書きました。

 

まとめ

 

整骨院、接骨院と整体院の違いは

 

・保険が使えるか使えないか

外傷(怪我)は整骨院、接骨院での保険を使った施術

慢性的なお体の不調は、整体院での自費での施術

*しかし、整骨院、接骨院でも自費での施術をしている院もありますので注意が必要です。

 

・時間が違うことが多い

整骨院、接骨院は主に捻挫、打撲などの外傷(怪我)を施術するので局所の施術のみで時間が短いが、整体院は比較的長い時間を使いお体全身を施術している傾向が多い。

*整体院でも、知識、技術、経験から外傷(怪我)も対応している当院の様なところもございます。

 

・先生の資格が違う

整骨院、接骨院は柔道整復師の国家資格が必要です。

整体院は国家資格が必要ありません。

*整体院でも当院の様に国家資格を持っている先生も存在します。

また、整骨院や接骨院でも従業員さんで自費での施術をしている院さんでは資格がない場合もございます。注意しておきましょう。

 

 

最後に

 

なぜ、、、?

私は国家資格を持っているのに整体院を開業したのか?

 

 

理由は大きく分けて3つ

 

・やれることの違い

自費だからこそ自由度が高まり患者様に深くより寄り添うことができる。

どうしても整形外科や整骨院では縛りがあったり、やれることが限られてしまうことで、根本的な改善の為にアプローチしたくても保険の縛りや整形外科や整骨院の形態により思うように施術が出来ない事があります。

もっと健康に導くことができるのに、環境がそうさせてくれない事がある事も事実です。

 

 

・悩みの深さと量

怪我で苦しんでいる人よりも慢性的なお体の不調、腰痛や肩こり首コリ、坐骨神経痛で苦しんでいる人の方が多い事、それだけでなく悩みの根っこが深いです。

こちらは厚生労働省が出しているデータです。

 

慢性的なお体の不調は何が原因かわからず、いつ回復するのかも不透明であることで心理的ストレスを増大させます。

 

 

・保険請求の正しい使い方

保険を使っての施術が悪用されることが多いです。

本来、慢性的な腰痛、肩こり、首こりの施術に保険を使ってはいけないルールです。

しかし、そのルールを無視している整骨院や接骨院が存在しています。

私は自分のやりたい施術は、慢性的なお体の不調で苦しんでいる方。

どこに行っても改善しない、腰痛や肩こり、首コリ、神経痛で苦しんでいる人に対して深く寄り添える環境を作りには整体院だと思い、保険を使った施術ではないと判断し整体院として開業をする事を決めました。

 

 

コラム執筆・監修者

 

株式会社Plus 

 

ぷらす整体院

 

代表取締役 深澤麟太郎

 

代表深澤

 

 

 

 

 

 

厚生労働大臣認定 柔道整復師

 

【経歴】

・整骨院勤務       4年

 整骨院院長として勤務  2年

 Jリーガートレーナー  3年

 

・脊椎専門整形外科勤務 2年

 以下同時期に

 腰痛専門整骨院勤務  1年

 整体サロン勤務    1年

 

・2020年 ぷらす整体院開業

 

・2021年 株式会社Plus設立

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。